EEL Import Component Index(Ver1.1.0)

EEL Import Component Index(Ver1.1.0)

Rhinoceros+GrasshopperのプラグインであるEELのSTB・MGT・CEDXMインポートのコンポーネントの解説ページです。

STB Import

コンポーネント機能
EEL>STB Import>STB Import
STB Importコンポーネント

ST-Bridgeファイルの読み込みとcsvファイルの出力を行うコンポーネント。
Exportボタンをクリックするとcsvファイルが出力され、出力先のフォルダのエクスプローラーが表示されます。
csvファイルは読み込んでいるST-Bridgeファイルと同じ場所に出力されます。


Input
Path読み込みたいファイルパス

Output
STBST-Bridge情報
Nodeコンポーネントなどに接続してください。
EEL>STB Import>STB Beam
STB Beamコンポーネント

柱や梁などの線材要素の情報を出力するコンポーネント。


Input
STBST-Bridge情報
ImportコンポーネントのSTBアウトプットを接続してください。
StructureType出力したい構造タイプを以下から選択
 柱
 大梁
 鉛直ブレース
 小梁
 水平ブレース
 基礎柱
 フーチング

Output
Line部材線分 [m]
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのLineインプットに接続してください。
ElementName符号名
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのElementNameインプットに接続してください。
MaterialName材料名
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのMaterialNameインプットに接続してください。
StructureType構造タイプ
 0 : 柱
 1 : 大梁
 2 : 鉛直ブレース
 3 : 小梁
 4 : 水平ブレース
Rotation断面の材軸回りの回転角度 [度]
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのRotationインプットに接続してください。
Position線分に対する部材断面の配置位置
大梁と小梁はTOP、それ以外の部材はCENTERで出力されます。
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのPositionインプットに接続してください。
GUID付与されているGUID
EEL>STB Import>STB Pile
STB Pileコンポーネント

杭情報を出力するコンポーネント。

Input
STBST-Bridge情報
ImportコンポーネントのSTBアウトプットを接続してください。

Output
Point上杭・中杭・下杭のZ+側の節点 [m]
Line部材線分 [m]
ElementName符号名
StructureType構造タイプ
 0 : 柱
 ※EELの仕様上、柱として出力されます。
Position線分に対する部材断面の配置位置
全てCENTERで出力されます。
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのPositionインプットに接続してください。
GUID部材に付与されているGUID
EEL>STB Import>STB Node
STB Nodeコンポーネント

節点情報を出力するコンポーネント。

Input
STBST-Bridge情報
ImportコンポーネントのSTBアウトプットを接続してください。

Output
Pts節点 [m]
EEL>STB Import>STB Grid
STB Gridコンポーネント

通り芯情報を出力するコンポーネント。

Input
STBST-Bridge情報
ImportコンポーネントのSTBアウトプットを接続してください。
Direction出力したい通り

Output
Values通りの座標値 [m]
Name通り名称
Point通りを示す点 [m]
EEL>STB Import>STB Story
STB Storyコンポーネント

層情報を出力するコンポーネント。

Input
STBST-Bridge情報
ImportコンポーネントのSTBアウトプットを接続してください。

Output
FloorList層のZ座標値 [m]
EELに接続する場合はEEL AssembleコンポーネントのFloorListインプットに接続してください。
Name名称
EEL>STB Import>STB Wall
STB Wallコンポーネント

壁情報を出力するコンポーネント。

Input
STBST-Bridge情報
ImportコンポーネントのSTBアウトプットを接続してください。
Type壁タイプを以下から選択
 開口なし
 開口あり

Output
Node壁を構成する節点 [m]
Surface壁形状を表すサーフェス [m]
ElementName符号名
MaterialName材料名
Thickness[mm]板厚 [mm]
GUID付与されているGUID
ID壁ID
OpenID開口ID
開口付きの壁の場合に出力されます。
OpenSurface開口形状を表すサーフェス 単位 : m
開口付きの壁の場合に出力されます。
EEL>STB Import>STB Slab
STB Slabコンポーネント

床情報を出力するコンポーネント

Input
STBST-Bridge情報
ImportコンポーネントのSTBアウトプットを接続してください。

Output
Surfaceスラブ形状を表すサーフェス [m]
ElementName符号名
MaterialName材料名
Thickness[mm]板厚 [mm]
IDスラブID
GUID付与されているGUID

MGT Import

コンポーネント機能
EEL>MGT Import>MGT Import
MGT Importコンポーネント

mgtファイルの読み込みとcsvファイルの出力を行うコンポーネント。
Exportボタンをクリックするとcsvファイルが出力され、出力先のフォルダのエクスプローラーが表示されます。
csvファイルは読み込んでいるmgtファイルと同じ場所に出力されます。


Input
Path読み込みたいファイルパス

Output
MGTMGT情報
Beamコンポーネントなどに接続してください。
EEL>MGT Import>MGT Beam
MGT Beamコンポーネント

柱や梁などの線材要素の情報を出力するコンポーネント。
対応断面と梁要素タイプはコチラの「読み込み対応状況について」に記載

Input
MGTMGT情報
ImportコンポーネントのMGTアウトプットを接続してください。
ElementType要素タイプを以下から選択
 一般梁要素 , トラス要素 , 引張専用要素 , 圧縮専用要素

Output
Line部材線分 [m]
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのLineインプットに接続してください。
ElementName断面名称
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのElementNameインプットに接続してください。
MaterialName材料名称
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのMaterialNameインプットに接続してください。
ElementType要素タイプ
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのElementTypeインプットに接続してください。
数字と要素タイプは下記のように対応しています。
 0 : 一般梁要素
 1 : トラス要素
 2 : 引張専用要素
 3 : 圧縮専用要素
StructureType構造タイプ
Rotation断面の材軸回りの回転角度 [度]
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのRotationインプットに接続してください。
JointType接合タイプ
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのJointTypeインプットに接続してください。
数字と接合タイプは下記のように対応しています。
 0 : 固-固
 1 : ピン-固
 2 : 固-ピン
 3 : ピン-ピン
ElementIDMidasファイル内での要素番号
EEL>MGT Import>MGT Plate
MGT Plateコンポーネント

板要素の情報を出力するコンポーネント。

Input
MGTMGT情報
ImportコンポーネントのMGTアウトプットを接続してください。

Output
Mesh板要素形状を表すメッシュ [m]
EELに接続する場合はEEL MeshElementコンポーネントのMeshインプットに接続してください。
ThickNo板厚番号
EELに接続する場合はEEL MeshElementコンポーネントのThickNoインプットに接続してください。
MaterilaName材料名
EELに接続する場合はEEL MeshElementコンポーネントのMaterialNameインプットに接続してください。
ThickType板要素タイプ
EELに接続する場合はEEL MeshElementコンポーネントのThickTypeインプットに接続してください。
Rotation使用しないアウトプットです。
ElementIDMidasファイル内での要素番号
EEL>MGT Import>MGT Boundary
MGT Boundaryコンポーネント

境界条件の情報を出力するコンポーネント。

Input
MGTMGT情報
ImportコンポーネントのMGTアウトプットを接続してください。

Output
Point境界条件が設定されている点 [m]
EELに接続する場合はEEL BoundaryコンポーネントのPointインプットに接続してください。
Dx全体座標系X軸方向の並進自由度の拘束条件
EELに接続する場合はEEL BoundaryコンポーネントのDXインプットに接続してください。
 False:拘束しない
 True:拘束する
Dy全体座標系Y軸方向の並進自由度の拘束条件
EELに接続する場合はEEL BoundaryコンポーネントのDYインプットに接続してください。
 False:拘束しない
 True:拘束する
Dz全体座標系Z軸方向の並進自由度の拘束条件
EELに接続する場合はEEL BoundaryコンポーネントのDZインプットに接続してください。
 False:拘束しない
 True:拘束する
Rx全体座標系X軸方向の回転自由度の拘束条件
EELに接続する場合はEEL BoundaryコンポーネントのRXインプットに接続してください。
 False:拘束しない
 True:拘束する
Ry全体座標系Y軸方向の回転自由度の拘束条件
EELに接続する場合はEEL BoundaryコンポーネントのRYインプットに接続してください。
 False:拘束しない
 True:拘束する
Ry全体座標系Z軸方向の回転自由度の拘束条件
EELに接続する場合はEEL BoundaryコンポーネントのRZインプットに接続してください。
 False:拘束しない
 True:拘束する
EEL>MGT Import>MGT UniformLoad
MGT UniformLoadコンポーネント

等分布荷重の情報を出力するコンポーネント。

Input
MGTMGT情報
ImportコンポーネントのMGTアウトプットを接続してください。
LoadCase出力したい荷重ケース名
Value Listコンポーネントから選択してください。
※Value Listコンポーネントの内容は読み込んでいるファイルによって自動で更新されます。

Output
Line荷重が作用している線分 [m]
EELに接続する場合はEEL UniformLoadコンポーネントのLineインプットに接続してください。
Value等分布荷重値 [kN/m]
EELに接続する場合はEEL UniformLoadコンポーネントのValueインプットに接続してください。
Direction荷重作用方向
EELに接続する場合はEEL UniformLoadコンポーネントのDirectionインプットに接続してください。
LoadCase荷重ケース名
EELに接続する場合はEEL UniformLoadコンポーネントのLoadCaseインプットに接続してください。
EEL>MGT Import>MGT PointLoad
MGT PointLoadコンポーネント

節点荷重の情報を出力するコンポーネント。

Input
MGTMGT情報
ImportコンポーネントのMGTアウトプットを接続してください。
LoadCase出力したい荷重ケース名
Value Listコンポーネントから選択してください。
※Value Listコンポーネントの内容は読み込んでいるファイルによって自動で更新されます。

Output
Point荷重が作用している点 [m]
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのPointインプットに接続してください。
X全体座標系X軸方向の荷重値 [kN]
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのXインプットに接続してください。
Y全体座標系Y軸方向の荷重値 [kN]
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのYインプットに接続してください。
Z全体座標系Z軸方向の荷重値 [kN]
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのZインプットに接続してください。
MX全体座標系X軸回りのモーメント荷重値 [kNm]
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのMXインプットに接続してください。
MY全体座標系Y軸回りのモーメント荷重値 [kNm]
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのMYインプットに接続してください。
MZ全体座標系Z軸回りのモーメント荷重値 [kNm]
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのMZインプットに接続してください。
LoadCase荷重ケース名
EELに接続する場合はEEL PointLoadコンポーネントのLoadCaseインプットに接続してください。

CEDXM Import

コンポーネント機能
EEL>CEDXM Import>CEDXM Import
CEDXM Importコンポーネント

CEDXMファイル(xml形式)の読み込みとcsvファイルの出力を行うコンポーネント。
Exportボタンをクリックするとcsvファイルが出力され、出力先のフォルダのエクスプローラーが表示されます。
csvファイルは読み込んでいるCEDXMファイルと同じ場所に出力されます。


Input
Path読み込みたいファイルパス

Output
CEDXMCEDXM情報
Beamコンポーネントなどに接続してください。
EEL>CEDXM Import>CEDXM Beam
CEDXM Beamコンポーネント

柱材・横架材の情報を出力するコンポーネント。


Input
CEDXMCEDXM情報
ImportコンポーネントのCEDXMアウトプットを接続してください。
ElementType出力したい要素タイプ

Output
Line部材線分 [m]
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのLineインプットに接続してください。
ElementName断面名称
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのElementNameインプットに接続してください。
MaterialName材料名称
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのMaterialNameインプットに接続してください。
StructureType構造タイプ
Rotation断面の材軸回りの回転角度 [度]
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのRotationインプットに接続してください。
Position線分に対する部材断面の配置位置
EELに接続する場合はEEL BeamElementコンポーネントのPositionインプットに接続してください。
EEL>CEDXM Import>CEDXM Grid
CEDXM Gridコンポーネント

通り芯情報を出力するコンポーネント。

Input
CEDXMCEDXM情報
ImportコンポーネントのCEDXMアウトプットを接続してください。

Output
XGridX通りの座標値 [m]
EELに接続する場合はEEL AssembleコンポーネントのGridXListインプットに接続してください。
YGridY通りの座標値 [m]
EELに接続する場合はEEL AssembleコンポーネントのGridYListインプットに接続してください。
ZGridZ通りの座標値 [m]
EELに接続する場合はEEL AssembleコンポーネントのFloorListインプットに接続してください。
EEL>CEDXM Import>CEDXM Bearing
CEDXM Bearingコンポーネント

耐力壁の情報を出力するコンポーネント。

Input
CEDXMCEDXM情報
ImportコンポーネントのCEDXMアウトプットを接続してください。

Output
Surface耐力壁形状を表すサーフェス [m]
https://www.youtube.com/embed/CxfQAyKm4l8

CEDXMImportコンポーネントの詳細

断面リスト等の出力

CEDXMファイルはARCHITRENDなどの木造に対応したCADやプレカット用のCAMから出力することができます。

Pathインプットにデータが入力されると各種リストが読み込んでいるCEDXMファイルと同じフォルダに生成されます。
生成されるcsvファイルは2つです。

・SectionList:断面リスト
・MaterialList:材料リスト

CEDXMBeamの部材対応について

CEDXMBeamコンポーネントでは現状全部材種、断面には対応しておりません。

断面対応表

構造材種別インポート
柱材菅柱○(柱材として読込)
通し柱(2F)○(柱材として読込)
通し柱(3F)○(柱材として読込)
大黒柱○(柱材として読込)
半柱○(柱材として読込)
1/4柱○(柱材として読込)
親柱○(柱材として読込)
階段柱(2F)○(柱材として読込)
階段柱(3F)○(柱材として読込)
ポーチ柱○(柱材として読込)
吊り束○(柱材として読込)
地束○(柱材として読込)
束立て○(柱材として読込)
床束○(床束として読込)
床柱○(床束として読込)
小屋束○(床束として読込)
横架材土台○(小梁として読込)
大引○(小梁として読込)
火打土台○(水平ブレースとして読込)
軒桁○(梁として読込)
火打ばり○(水平ブレースとして読込)
母屋
軒木○(梁として読込)
隅木○(小梁として読込)
谷木○(小梁として読込)
枕梁○(小梁として読込)
登り梁○(梁として読込)
頭つなぎ○(小梁として読込)
胴差し○(梁として読込)
補助部材間柱
筋かい○(鉛直ブレースとして読込)
窓台
窓まぐさ
根太
垂木
破風×
鼻隠し×
広小舞×
登淀×

STB Importコンポーネントの詳細

断面リスト等の出力

コンポーネント下部の「Export」をクリックすることで、フォルダに読み込んでいるST-Bridgeファイルと同じファルダに断面リスト等を生成します。
生成されるcsvファイルは最大3つです。
MaterialListは生成されません。SectionListのO列を参照して作成ください。

・SectionList:断面リスト
・SlabList:スラブリスト、符号・板厚・材料が記載、Assembleコンポーネントで読み込むことはできません。
・WallList:壁リスト、符号・板厚・材料が記載、Assembleコンポーネントで読み込むことはできません。

対応部材種について

STBImport Ver1.0.1 ではすべての部材種には対応していません。
現在対応状況は以下です。

項⽬名対応
節点
間柱
⼤梁
⼩梁
ブレース
スラブ
フーチング
布基礎
杭基礎
基礎柱
パラペット
通り芯
(平⾏軸)

STBBeamの部材・断面対応について

STBBeamコンポーネントでは現状全部材種、断面には対応しておりません。

断面対応表

項⽬名対応注意事項
RC柱配筋は全断⾯同⼀の場合のみ対応
RC梁形状は同⼀断⾯のみ対応
配筋は全断⾯同⼀のみ対応
S柱同⼀断⾯のみ対応
S梁同⼀断⾯・継⼿ありのみ対応
Sブレース同⼀断⾯のみ対応
SRC柱コンクリート形状のみ出⼒
SRC梁コンクリート形状のみ出⼒
RCスラブスラブ形状のみ対応
デッキスラブスラブ形状のみ対応
RC壁壁形状のみ対応
RC基礎矩形形状のみ対応
既製コンクリート杭PHC, SC, 節付PHC, 節付CPRCのみ対応
円形断⾯として出⼒
鉄⾻規格断⾯

MGT Importコンポーネントの詳細

断面リスト等の出力

MGTファイルはMidasから出力することができます。
出力の際、単位はkN, mとする必要があります。

コンポーネント下部の「Export」をクリックすることで、各種リストを読み込んでいるmgtファイルと同じフォルダに生成します。
生成されるcsvファイルは最大4つです。

・SectionList:断面リスト (規格/ユーザー断面)
・SectionList2:EELで読み込めない断面のリスト (値入力断面)
・MaterialList:材料リスト
・ThickList:厚さリスト

読み込み対応状況について

MGTImport Ver1.0.1 ではmgtファイルに記載されたすべての情報の読み込みには対応していません。
現在対応状況は以下です。

種別項⽬名対応
断⾯形状
(規格/ユーザー定義のみ)
矩形
円形
⾓形鋼管
箱型
鋼管
H
T形鋼
溝形鋼
リップ溝形鋼
⼭形鋼
平鋼
解析要素⼀般梁要素
圧縮専⽤要素
引張専⽤要素
トラス要素
板要素
その他
材料
(等⽅性のみ)
鉄⾻
コンクリート
SRC
ユーザー定義
荷重節点荷重
等分布荷重
⽀持条件固定・ピン