モデル作成後にAssembleやSolverでエラーとなる
エラーが起きている場合は、下記の手順で作成したモデルを確認してください。
- エラーの起きているコンポーネントの右上の吹き出しマークを確認してください。
EELでは一部のエラーに対してはエラーメッセージが表示されるようになっています。
もし日本語のエラーが出ていたら、その指示に従いデータを修正します。 - 「Solution exception:インデックスが範囲を超えています。負でない値で、コレクションのサイズよりも小さくなければなりません。パラメーター名:index」などのエラーが表示される場合、EELで対応していないエラーとなります。
この場合は、エラーの原因部分をプログラム内から特定する必要があります。
エラー発生部分と特定方法
① [Assemble]への接続を、BeamElementのみにする。
こうすることで設定や要素数が多くなりがちなBeamElementに原因があるかを判定ができます。
・エラーが解消した場合
→ 次にMeshElementを追加、荷重系コンポーネントを追加、境界条件を追加という形で接続する要素を順に増やしてください。接続時にエラーとなったコンポーネントがあれば、そのコンポーネントを確認してください。
・エラーが解消しない場合
→BeamElementを1つずつ機能停止にしていき、原因となっているコンポーネントを特定します。
その後②へ
② 入力が必須であるLine, ElementName, MaterialName以外のインプットの設定を初期状態に戻し、
BeamElementの設定が原因かを特定します。
例:JointTypeインプット:ピン-ピン → 固-固 に変更
DivideLengthインプットの入力に接続しているワイヤーを外す
・エラーが解消した場合
→機能を停止したタイミングで、正常に動くコンポーネントがないかを確認する。
もしあればそのコンポーネントの設定を1つづつ確認してください。
・エラーが解消しない場合
→③へ
③ 線分・断面材料の確認
まずLineに入力した線分が正しいかを確認します。
・節点を共有するように線分が分割されているか
・短すぎる線分がないか(0.001以下の線分など)
・NullやEmptyなどがある場合は[CleanTree]などで削除も試みてください。
次にElementNameインプット, MaterialNameインプットに入力している名称がSectionListやMaterialListに登録されている名称と一致しているかを確認します。
AssembleでデフォルトのCSVファイルを読み込みS_C1, Steelなどデフォルトの設定で動くかを確認します。